2015年10月24日、台湾の平渓(ピンシー)でトレイルランニングをしてきた。
これは、ULTRA Taiwan というトレイルランニングレースの中止の代替イベントとして、企画されたもの。台風の影響で周辺のトレイルが土砂崩れにあい、開催ができなくなった。
レースではないものの、念願の海外の地で、初めてトレイルランができた\(^o^)/ 前後の観光も含めて、非常に充実した台湾トリップとなった。海外のランナーと、少ない時間であったが交流が出来たし、ほんまにハッピーなひとときだった。
【補足】ULTRA Taiwan は、2015年10月、台湾の平渓周辺で開催予定だったトレイルレース(距離は100km、50km、25km)。主催は香港の Asia Sport Connection で、TransLantau の主催者でもある。翌年以降も開催を計画していたが、台湾現地当局から許可が降りなかったため、お蔵入りとなった伝説のトレイルレースです
旅行の概略
- 10月22日(木):仕事を終えて直接関空へ。21時発のトランスアジア航空で台湾桃園へ向かう。そして、台北市内のホステルへ。ここを拠点に活動開始。
- 10月23日(金):台北市内を観光(TAIPEI101、中正紀念堂、アウトドアショップめぐり、士林夜市徘徊などなど)
- 10月24日(土):新北の平渓地区でトレイルラン。夜は、台北市内のレストランでトレイルイベントで知り合った日本人と会食
- 10月25日(日):阜杭豆漿でモーニング、猫空観光、帰国
台湾は初めてだったが、メッチャええところだった。ご飯も美味いし、安い。大阪から僅か3時間でいけるし、フライト代も26,000円(往復・機内食あり)で行けたので、東京に行くより安い\(^o^)/。
台湾でのグルメリポートやアウトドアショップ巡りの記事は別で書くので、お楽しみ。今回は、トレイルランのことを紹介。
平渓とはどんなところ??

台北駅(Taipei main station)から台湾鉄道で約1時間30分にある平渓地区。この界隈は、観光地として有名な場所。古き良き台湾の情景を楽しめるところ。上の写真のように、ランタンが有名な所。

また、今回のスタート地点である「大華(Dahua)」には沢山の瀑布(滝)があり、パワースポットとしても有名。特に有名なのが、台湾のナイアガラの滝と異名を持つ「十分瀑布」。詳細は以下のリンクを見て下さいね。
ULTRA Taiwanのトレランイベントの概況
スタートまで・・・
朝8時に大華駅に集合。朝6時30分の台湾鉄道の台北駅から約1時間半。切符の買い方がわからず、乗りたかった安い普通列車に乗れず、結局特急料金を支払って特急で。台北駅で出会った同じイベントに参加する香港人に助けてもらいながら、現地へ・・・途中の乗り継ぎ駅(瑞芳駅(Ruifang))では、こんな光景。

そして、大華駅に到着すると、既に多数のランナーが集結。約100人ぐらい。台湾、香港等のチャイニーズ系が中心だったが、欧米人や東南アジアの人も居た。なお、日本人は私含めて3名。
そのうち1人の日本人は、装備を見てすぐにわかった。Answer4 Focus UltraやFinetrackのアームウォーマーが目印。こんな装備、日本人しか持ってへんやろうと思って声をかけたらやっぱり日本人だったww
海外の人は、サロモンが大人気。さすがキリアンパワーだ。次点でTHE NORTH FACEといった所。シューズは、割りとアシックスの人もいた。日本では大人気のmontrailは、なんと、もう一人の日本人だけだったと思う。なお芦屋川で大人気のALTRAは、私とAnswer4の人だけだった。。。HOKAは1人居たかな?

そして、走りだす!

ルールは、スタート地点から12km、30km地点、40km地点があり、好きな所でドロップアウトできるようになっている。12kmと30km地点は同じ場所(猴硐駅)、40km地点はスタート地点(大華駅)。
当初、30kmを走ろうかなと思ったが、生憎の雨だったので、トレイルのコンディションを見て12kmで帰ろうかなと思った。
ほんで、オーガナイザーの人が先に走っているらして、「白い粉(石灰?)」を目印に走ってくれとのこと。「水に濡れると華が咲くんだ(ピンク色に変色)」と言ってたwww
コースは、かなり楽しい!

僅か12kmのコースだったが、かなり内容の濃いところで、非常に楽しめた。
沢登りなんて当たり前。吊橋も渡るし、ザイルで登ったり、あとヒザ下ぐらいまで足をつけて川を横切るぐらいのアドベチャラスなコースレイアウト。累積標高は大したことないが、かなり楽しめた。
あと、やはり予想はしていたが、雨でかなりトレイルがぬかるんでいて、まさにどろんこ祭り状態。かなり転けました(T_T) まさか、台湾でこうなるとは思わなかったwww
あと、大きな瀑布(滝)が2箇所あって、すごかった。マイナスイオンが漂いまくりで、かなり癒やされた。テンションが上がりまくりで、以下の写真状態。

あとは、所々、中国や香港映画で出てくるような風景がちらほら・・・下のような建物を見ると、本当に台湾で走っている感じがする。ちなみに、山の中は、やはり日本から近いだけあって、そして島国だけあって、よく似ている。木々が生い茂っており、日本とあまり変わらない。

結局12km地点で終わり!
トレイルコンディションが悪くて、結局12km地点でドロップアウトすることに。晴れていて、コンディションが良ければ30kmまで走る予定ではあったが・・・しかし、めっちゃ楽しい12kmだった、ホンマに。あと、股関節負傷から回復してからの初のトレイルだったので、余計に楽しいと感じたのだと思う。
あと、12km地点である猴硐駅は、猫が沢山いるので有名な場所。六甲山にも猫が沢山いるが、猫好きなトレイルランナーにとっては、いい場所だ。

あと、走ったルート図貼っておきます。
台湾・平渓トレイルを走り終えて

初めての異国の地でのトレイルであったが、非常に楽しめた。台湾は、日本からも近い。関西からだと、長野県や群馬県の山奥行くよりは近い。僅か12kmではあったが内容が濃いコースだった。今後、もっと開拓できればいいかなと個人的には思う。
日本とは異なり、自販機やコンビニが近所にはないので、それなりの装備や補給食は必要だ。あと、言語の壁もあるが、それらのリスクも含めて楽しめればいいと思う。
あと、もう少し時間があれば、海外のトレイルランナーともっと交流ができればなと個人的には思った。終わってから一緒にご飯を食べるとか。。。そこが唯一の心残り。日本語の喋れる台湾人と仲良くなったのだが、途中ではぐれてしまい、連絡先を聞けずじまい。。。が、また来年もあるし、3月には香港にも行くので、それらは次回へ持越しへ・・・(10/31更新:現地で仲良くなった台湾人、Facebook上で見つかりました。)
戦利品として、台北市内の書店で、台北近郊の山地図(もちろん中国語・・・)をゲット。買った山地図を見てしっかり勉強して、次回また台湾に行くときの参考にしたいね。
そして、もっとアジアを走ろう!
あと、個人的にはもっとジャパニーズトレイルランナーは海外の山に遊びに行こう。特にアジア。欧州や北米などのトレイルランニング本場に目が行きがちだが・・・台湾、韓国、香港、中国、そして東南アジアといったところへ・・・
日本からも近いし、台湾・香港・韓国・中国であれLCCもあるので安く行ける!そして、機会があれば、私と一緒に行こうでーーー\(^o^)/\(^o^)/
というわけで、楽しいひとときでした。
Thanks a lot , Taiwan。I Love Taiwan。