GO ASIA TRAIL管理人の堤です。
段々暑くなってきましたね。昼間を走るのが少し億劫になるシーズンになってきた。しかし、最近、私は、あえて一番熱い時間帯である14:00〜16:00あたりを狙って走るようにしてます。理由はこんな感じ。
- 日本より暑い台湾、香港、東南アジアを走るには、暑い中を走るトレーニングが必要。
- 真夏のトレーニングが、秋冬シーズンの大会の土台となるとよく言われている。
- 精神修行も兼ねている。
特に、昨年末のUltra Trail Tai Mo Shanや今年の3月のTransLantauでは香港の暑さにやられて脱水状態、そしてDNFという形に繋がってしまっている。今年も、来年も、そしてずっと、アジアの山々を走り続けたいので、暑さを克服せねばならない。
あと、私はこの秋にランニング歴が満10年を迎えるのだが、経験上、夏をしっかり走り込みすれば、秋冬のレースの記録が伸びる経験をしている。そして、昨年は夏に足を怪我をして、あまり走り込めてなかったので、昨シーズンのレースはロード、トレイル含めてボロボロでした。。。というわけで、夏を制するもの、マラソン、トレイルを制すると言っても過言ではないと思う。
暑熱順化で秋冬レースに備える
暑いなかでトレーニングをすることで、人間は暑さに順応するらしい。これを「暑熱順化」というらしい。夏にしっかりトレーニングすることで、秋冬までこれが持続するのかはよくわからんが、少なくともやらないよりはやったほうが良いし、経験上、夏をしっかり走ったほうが、秋冬のパフォーマンスは向上するかと思う。
暑熱順化することで、人間の体温調節機能はこうなるらしい。
- 血流量が上昇して早く放熱する
- 早いタイミングで、汗をかき始める
- ナトリウムの流出が減少する
詳細は、以下の記事が詳しいので、こちらを読んでみてください。
クソ暑い中を走るひと工夫
- ミラーレンズのサングラスを着用する
- キャップをかぶる
- タンクトップ or スリーブレスの
- 短パン!
- 走った後のご褒美を用意しておく
服装もそうですが、個人的にはサングラスが一番効果があるように思える。特に日差しが強いシーズンは、ミラーレンズの入ったものがオススメ。サングラスをかけることで、UV対策になるし、あとは集中力も増す。視界が少し暗くなるので、精神的に涼しく感じる。
私は、SMITH OPTICSのLowdown Slimを長年愛用しています。普段着としても使えるし、滑り止めのゴムもついているので、ランニング用のサングラスとしてもOK。日差しの強い山では大活躍ですね。
ウェアは、個人的にはパタゴニアのウインドチェーサースリーブレスがお気に入り。風が脇のあたりから入り込んで気持がよい。肌触りも良いし、通気性もよい。あと、ポリジン永続的防臭加工済み。長年パタゴニアのウェアを愛用しています。
ご褒美はなんでもOK。ビールでも、コーラでも!私はあまりお酒強くないので、コンビニで売っているコーヒー牛乳を一気飲みww
さあ、暑い夏でしっかり身体を鍛えて、秋冬のレースシーズン、そしてアジアのレースに向けて頑張りましょう!