GO ASIA TRAILの堤です。
昨年(2018年)の12/22〜23に中国・深圳で開催されたトレイルレース「深圳越野UTSZ100」に出場された女性の方から完走レポートをいただきました。日本から中国のトレイルレースに参加される方はまだまだ少ないので、貴重な情報源です。
UTSZ100 完走記
12/22-23 中国の深圳でUTSZ100で総合優勝してしまいました。
何故、このレースを選んだか。
スリーピークスの前夜祭で蚊取り線香さんからチラシを頂き、「キツイコース、完走できたらスゴイ」聞いたから。
キツイコース=楽しそう〜!
自宅に帰り、HPでコースを確認。ワンウェイ・・・スタートとゴールにホテルを取る必要がある・・・迷わず蚊取り線香塾ツアーを選択。
初めて、海外レースでツアーを使用しましたが、楽チンですね!帰りのお土産代以外一銭も使いませんでした!
とはいっても、弾丸日程。
4時半スタートなのに、ホテルに到着したのが20時半。21時ごろから、明日の準備を初めて、睡眠時間4時間でスタート

エイドは事前に「しょぼい。後半のエイドは食べるものはほとんどない」と聞いていたので、ザックには食料パンパンでスタート
トレイルのほとんどは、藪漕ぎ、急登、倒木、階段。高低図以上に細かいアップダウンだらけ。稜線上もガレガレ、ヤブヤブ。要は、トレイルは全く走れない
下りは、ズルズル急降下か階段かロード。下るたびに足は破壊される。終わった足で下界に降りると、乏しいマーキングで長いロード。80kmを超えると後は楽だ!と思っていたが、大間違い。ロードはマーキングが完全になくなり、市街地はナビして進む
トレイルに入れば、大きな登りはないが高低図以上にアップダウンが続き、全く進まない。エイドは進むたびに乏しくなる・・・
ずっとひとり旅・・・

しかし!!スタッフがみなさんがとても優しかった
中国語でガンガン話しかけられ全くわからないが、トレイルの途中まで案内してくれたり眠くてフラフラしてたら、コーヒー買ってくれたり、コーラおごってくれたり眠くて無理!と横になったら、足を揉んでくれたり言葉を超えて、皆さん親切にしてくれた。
今回の完走者は12名のみ。
簡単に完走できるコースではないが、
- 「日本の整備されたコースに飽きた方」
- 「藪漕ぎ、倒木大好きな方」
- 「キツイコース萌え」
- 「完走率が低いコースに闘争心が湧く方」
にはうってつけのレースかと!
新鮮だったのが、表彰式が5日後
それも電脳表彰式(チャットで行われる)
流石、世界一の電脳都市!