僕が見た香港の現状について

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GO ASIA TRAILの堤です。
ご挨拶が遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

今回は、昨年THE NORTH FACE 100香港に行ったときの続きの記事。

皆さんもご存知の通り、現在香港は昨年の逃亡犯条例改正案を発端にした民主化デモが続いている。テレビやSNS上では、警察が民衆を催涙スプレーや放水銃で鎮圧したり、はたまたデモ隊の一部の方々が暴徒化し、公共施設や店などを破壊したり、火炎瓶を投げつけたりなどと、バイオレンスな動画や写真が掲載されている。最近は観光客が激減している香港であるが、一方で香港に住んでいる友人や知人は、いつものように仕事をしたり、食事をしたり、走ったり、時には民主化デモのことをシェアしたりと、ニュースやSNSでシェアされる部分とギャップを感じていたのも事実である。

というわけで、今回、昨年12月に香港に渡航したとき、実際僕の目や耳などで感じた香港についてまとめたいと思います。

↓前回の記事
www.goasiatrail.com

当時の僕の行動履歴

この記事の前提として、私の行動履歴

2019年12月12日の深夜:

  • 香港国際空港到着→宿のある深水埗でタクシーで移動

2019年12月13日:

  • 深水埗で朝食
  • 九龍湾にMTRで移動(TNF100のレースパック受付会場に、昼食)
  • 大埔墟(Tai Po Marcket)にMTRで移動
  • 大埔墟から路線バスで、スタート地点のある大美督(Tai mei tuk)に移動
  • 宿近くでタイ料理を食べる

2019年12月14日:

  • レース当日(足負傷のため途中でリタイア)

2019年12月15日:

  • 大美督を出発して、大埔墟→青衣経由で空港に行く

空港について

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空港ガラガラでした。何度も香港を訪れているが、こんなに閑散とした香港国際空港は初めてだ。入国審査は、通常は20~30分ぐらい並ばないといけないのだが、今回は2~3分で入国審査完了であった。特に外国人レーンがガラガラで、海外から帰ってきた香港人のレーンのほうがむしろ混んでたぐらいであった。

空港のタクシー乗り場も、通常は10~15分は並ばないと乗れないことも多いのだが、今回はすぐに乗れたのは驚きだった(ただ、運がわるく、ぼったくりタクシーに引っかかってしまったw)

あと、空港の出発ロビー(航空会社のチェックインカウンターのあるエリア)に入るときは、ターミナル入り口に警察が立っており、パスポートと航空券の予約のわかるものを提示しないと中にはいれないよういなっていた。これは、民主化デモの活動のなかで、香港のデモ隊の一部が空港を占拠した事件があり、空港が使えなくなったことがあったため、それに対する対応策だと思われる。

街中について

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いたって普通だった。

今回は、デモの活動エリアである中環や旺角など香港の中心街は一切立ち入っていないので、その周辺はよくわかりません。ただ、皆さんカフェで朝食を食べていたり、マクドナルドでランチを食べていたり、あと買い物や散歩、通勤・通学といったいつもの日常だった。SNSでシェアされるバイオレンスな動画や写真とは全く違う雰囲気だった。

ただ、地下道やトンネルみたいなところに入ると、ちょっと雰囲気が異なる。民主化デモのポスターがあっちこっちが張られていて、なぜかトランプ大統領(破られていたが・・・)や仮面ライダーのポスターなどもあった。

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地下鉄(香港MTR)に関しては、ほぼ正常通り運行していたが、一部の駅(大学という駅)が閉鎖されていて、停車されませんでした。この駅は、近くに「香港中文大学」があり、ここはデモ隊が立てこもった場所なので、これが影響しているのではないかと推測される。

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あと、渡航したのがクリスマスシーズンということもあり、ショッピングセンターや空港はクリスマスムード。

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トレイルレースが開催されるカントリーサイドのほうになると、ますますデモとは無縁な雰囲気で、いつもの香港のレースに参加するときの雰囲気そのものだった。

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航空券や宿泊費に関して

民主化デモの影響で、外国人観光客が激減していることもあって、航空券や宿泊費は非常に安かった。

航空券に関しては、HKエクスプレスやPeachといったLCCだと、往復2万円未満で買うことができた。スケジュール次第では、往復13,000円で入手することも可能。私は、HKエクスプレスで往復17,000円程度であった。経験値になるが、通常このシーズンで関空→香港便を予約すると、LCCでも3万円前後します。機内は、日本に遊び来た香港人が搭乗していて、日本人は数名しかいなかった印象。

また、宿に関してはさらに安い。深水埗にある「YHA YHA Mei Ho House Youth Hostel」は、私は何度か利用させていただいているホステルなのだが、今回はドミトリーではなく個室のツインベッドの部屋が、なんと2,800円で宿泊できた。通常だと1室1万円以上する部屋なのだが、まさか香港の中心部の激安ホテルよりも安く泊まれるなんて、夢にも思わなった。

www.booking.com

総括

僕が見た今の香港の印象をまとめてみた。僕が見た範囲では思っていた以上に「普通」だったというのが僕の正直な感想です。ただ、場所によって、時期によっては、雰囲気も変わるだろうし、危険な場所も出てくるであろう。

民主化デモの活動は、通常は平日は行われずに、休日に実施されます(ただし、平日にも実施されたことはあるそうだ)。デモといっても、基本的には平和的に道のど真ん中を行進することがほとんどだが、警察や一部のデモ隊が衝突したり、はたまたデモ隊の一部が暴徒化して、店や公共物に対する破壊活動に発展するといた部分も出てくるそうだ。

正直なところ、今後どうなるかも予測できないし、今回僕が街中にいて無傷だったのは、運がよかったとも考えています。今後、Vibram HK 100やTransLantau、9 Dragonsといったレースに参戦される方もいらっしゃると思います。さすがに、カントリーサイドで開催されるトレイルレースのコース上で、デモ隊や警察が入ってくる可能性は低いと思いますが、会場までの移動中はどうしても中心部に立ち入ることもあるだろうから、気を付けて行動してください。

  • デモ活動の中心地には近づかない(主に中環などの香港/中国政府施設のある場所、旺角などの繁華街など)
  • 電車やバスが正常に動いていないこともある
  • 移動中は常に五感をフル稼働して、注意して行動して、何かやばいと感じたら走って逃げる

あと、渡航前には必ず外務省の海外安全ホームページをチェックしつつ、大会オーガナイザーからの案内もしっかりチェックして渡航の是非を検討したうえで、行動をしてください。

www.anzen.mofa.go.jp

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