台湾で大人気のランニングサンダル「母子鱷魚」

今回は、現在台湾のランナー界で人気のあるランニングサンダルについて。

ランニングサンダルといえば、ルナサンダルやXeroシューズといった既成品から、手作りのワラーチやMAN SANDALSを連想することが多いだろう。日本では2009年に初版でリリースされた「BORN TO RUN 走るために生まれた ―ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族”」を皮切りに、一時期多くのメーカーでクッションを極限まで削ぎ落としたミニマルシューズが大ブーム。そのブームの中で、ルナサンダルやワラーチといったランニングサンダルが生まれた。

現在は、HOKA ONE ONEやナイキのヴェーパーフライといったマキシマム系がメインストリームとなってしまったが、その中でもランニングサンダルを履いて走っている愛好者は一定数いる。

実は、私もデカトロンのランニングシューズとともに、現在も手作りのMAN SANDLSやVibram Fivefingersを履いて走っている。で、たまに裸足でも走る。これは、フォームを最適化する上ではやっぱり重要なことだと思うし、気分転換には非常にいいと思う。

さて、今回の記事のメインである台湾のランニングサンダル。

台湾でとあるメーカーのランニングサンダルが人気だと聞いたのは数ヶ月前。私と同じアジアトレイルランナーである友人より聞いた話。龍峰開発有限公司という台湾で35年以上靴を開発製造しているメーカーが作ったサンダル。台湾では「母子鱷魚(発音:むーずえぁーゆー、直訳すると母子ワニ)」というブランドで展開している。

台湾では数年前からこのランニングサンダルが売られているようで、ここ1~2年の間でユーザが増加している。2020年の台北マラソンでのランニングシューズブランドの統計が出ているのだが、ナイキ、アシックス、アディダスに次いで4位の人気。ナイキはやっぱりヴェイパーフライの人気がすごいのだが、ミズノやニューバランスを超えている。

出典:【跑鞋研究室】2020 台北馬全馬 Top 1000 跑鞋統計(https://running.biji.co/index.php?q=news&act=info&id=105025

このサンダルを選んでいる理由としては「普通の靴だと爪が当たって爪が黒く変色するが、これだとそれがない」や「このサンダルを履くと、膝の痛みがなくなった」「軽量」などが挙げられているが、個人的にはそれ以外にもなにかあるのだと感じている。

さて、この台湾のランニングサンダルだが、最近日本でも手に入るようになった。小部本舗さんが龍峰開発の代理店となって、日本での取り扱いを開始。現在はオンラインストアでの販売が中心だが、定期的に大阪府内や兵庫県内で試着会やランニングイベントを開催している。

さて、私もこのランニングサンダルを入手したので、カジュアルにレビューをしたいと思う。

まずはサイズ感だが、私の足は左26cm、右25.8cmで足幅4Eで25.5cmで入りました。サイズは好みになるが、25.5cmでも少しゆとりがある(素足で)。履き始めは、ちょっと鼻緒の部分が痛いのだが、走っていると馴染んで来ます。

実際に走ってみると、ホンマに走れるランニングサンダルと感じた。

クッション性もあるのだが、スピードを上げると反発力が出て、グイグイ行ける。ヒールカウンターが付いているので、脱げにくいようになっている。身近なもので例えるとクロックスですね。クロックスで走っている感覚に近い。これをランニング用にチューニングした感じだろうか。個人的には、着地時に微妙にブレがあるのが気になるのだが、シンプルなEVAでできているものなので、ここは仕方がない部分だと思う(慣れの問題かもしれない)

ランニングサンダルといえば、ソールを極限まで削ぎ落としたものを連想するだろうが、本当に万人受けするランニングサンダルといった感じです。クッション性は高いので、初めてランニングサンダルを履く人でもOKだし、記録を狙うようなランナーでもOKなラニングサンダル。

もう一つの魅力は値段。私が履いているヒールカウンター付きのは税込み2980円。ランニングサンダルは、ハンドメイドで作っているブランドが結構多く軽く1万円以上することもある。母子鱷魚は、製造工程の動画を見ると、機械でプレスして製造しているので、製造コストは安い。

あと、一番重要な要素だが、このサンダルは走っていて楽しいと感じさせてくれる。単にトレーニングや競技用としてのランニングサンダルではなく、思い立ったらサッと履けて走りに行ける感じ。

普通のランニングシューズだと、靴紐を結んでとか、靴下履いてとかちょっとした準備がいるのだが、この台湾のランニングサンダルだとそういったことが一切不要。カジュアルでも走れるし、普段履きとしても使えるし、時には競技としても使える、生活の中で溶け込んで使う感じだろうか。これが台湾ランナーの中で人気が出ている理由なのかもしれない。

ちなみに、このサンダルはMade in Taiwanです。この手のサンダルは、中国大陸で製造したほうがコスト的にも安いのだが、品質にこだわって台湾で製造しているようです。

以上、長引く新型コロナウイルスの影響でなかなか海外に渡航ができない状況が続いているが、少しでもアジアでのランニングの話ができたことを嬉しく思う。

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