デカトロン初のマキシマムクッション搭載のトレイルランニングシューズ、EVADICT MT CUSHION

GO ASIA TRAILの堤です。

今日は、デカトロンのトレイルラニングシューズの2021年モデルである「EVADICT MT CUSHION」について話したいと思う。MT CUSHIONは、デカトロンのトレイルシューズの中でも最もクッションが強いモデルで、本国フランスでは2020年秋より販売を開始。日本では2021年春頃より発売を開始したモデルだ。

今回、長期間履いて観た感想を踏まえてこのMT CUSSHINに関してレビューしていきたいと思う。

安定感のあるマキシマムクッション

MT CUSHIONを特徴を簡単にまとめると以下のような感じになる。

  • 重量286g(26.5cmの実測値)
  • 4mmドロップ
  • デカトロンのトレイルシューズおなじみのシューレースポケット付き
  • 最大の特徴はミッドソールのクッション性、ただ柔らかいだけではない
  • グリップ力も高め(RACE ULTRAのほうが高いけど、実用レベル)
  • サイズ感は他モデルと比較すると小さめ(ワンサイズ上げたほうがいいかも)

トレイルシューズの中ではそれほど軽い部類ではないが、履いてみると286gの重さは感じはなく、思っていた以上に軽いと感じる。

MT CUSIONの最大の特徴であるマキシマム系クッションの搭載。でも、他メーカーのマキシマム系トレイルシューズのようにふわふわ感覚はそれほどなくて、そして分厚さも適度に抑えられている。そのためか、クッションの安定感もあり、マキシマム系トレイルシューズが苦手な方にも履けるシューズではないかと思う。特にミッドソールが分厚いと足を捻りやすいという懸念もでてくるが、MT CUSHIONに関してはそういった不安感は無い。非常にバランスの取れた味付だと思う。

トレイルだけでなく、ロードでも快適に走れる。最近のトレイルシューズはロードシューズのような味付のものが増えてきている。しかし、ロックプレートが搭載されているものだと、どうしてもロードのような硬い舗装路を走ると、ミッドソールの硬さが気になるところ。。。

MT CUSHIONに関しては、ロード区間でも違和感なく走れるようにチューニングされている。特に香港のトレイルレースだと、トレイルなのに結構舗装されていたり、といったパターンも遭遇することがあるが、こういった場面においても十分に活かされると思う。

グリップ力に関しても良好ですね。マキシマム系トレイルシューズは、割とグリップのラグが浅めに作られていることが多いが、これも同じですね。ただ、私が走った範囲では、特に不安に感じることもないし、よくできていると思います。

サイズ感はちょっと注意が必要です。他のモデルよりも小さめに作られている。普段履いているシューズよりも、場合によってはワンサイズ上げたほうが足に合うと思う。私は通常26.5cmのシューズを履くことが多いのだが、これに関してはちょっともうワンサイズ上げたほうが良かったかなと感じている(ギリギリフィットする感じだったので、悩んだ)

これはアッパーの補強が強いのと、中に履いているインソールがかなり分厚くなっていることが影響していると思う。個人的には、アッパーに関してはRACE ULTRAのような、もう少し柔らかめのほうが好みです。

4mmドロップの魔力

あとは、4mmドロップも個人的には押しの一つかと。

長年ゼロドロップシューズやワラーチなどをナチュラル系のシューズを履いていることもあって、1cmのドロップだとやっぱり違和感があるのだが、ドロップで丁度いいなあと感じているのは4mmドロップですね。ゼロドロップシューズはゼロドロップシューズの良さはあるけど、トレイルの上りだとやっぱりドロップがあると登りやすいので・・・

8年ぐらい前ににあったニューバランスのMT110というトレイルシューズがあったのだが、これが4mmドロップ。実は、長年このMT110を愛用していて、グリップ力がなくなったらロード用に転用して走ってたりしてた。値段も確か1万円もしないリーズナブルな価格だったので、何足も買って使ってました。この頃から、4mmドロップに体がなれてしまった感はある。

Googleフォトに唯一残っていたNEW BALANCE MT110の写真

ドロップの好みに関しては個人差はあるだろうが、良いフォームで走れて、スピードも出せるドロップが個人的には4mmじゃないかなと思う。違和感がないんですよね、4mm。ようやく、デカトロンからも4mmドロップのシューズが出たことをとても歓迎したい。

ちなみに、フランス本国では超軽量な4mmドロップのトレイルシューズ(EVADICT RACE LIGHT TRAIL)がすでに発売されており、またロードシューズも4mmドロップのモデル(KIPRUN KN500)も出てきているので、今後が非常に楽しみだ。

まとめ

「デカトロンのシューズは毎回いいものを出している」と改めて感じさせてくれるモデルだと感じた。マキシマム系トレイルシューズではあったが、他メーカーに劣らないシューズだと私は感じた。バランス感覚の取れたマキシマムクッションシューズかと。

価格は14,900円とデカトロンの中では高級品になってしまうのだが、他メーカーのマキシマムクッション系のシューズと比較するとお買い得感はある。個人的には、もう少し価格競争力(1.2万円ぐらい?)があると嬉しい。

用途としては、やっぱり100km以上のウルトラトレイルレースでぜひチョイスしたいな。特に武器になりそうなのは、日本国内だとOSJ ONTAKE100や峨山道、鯖街道などの林道やロードが長いレースかなと。マキシマムクッションが大活躍してくれそうだ。

ここ数ヶ月、デルタ株の影響で信越五岳やハセツネといったビッグレースが軒並み中止になってしまったが、最近は感染者が激減して、9/30で緊急事態宣言も解除。10/1〜10/3には琵琶湖を舞台としたLAKE BIWA 100も無事に開催され、徐々にだがレース再開の兆しが出てきている。これは、ワクチン接種がだいぶ進んだ効果だと思う。

まだまだ先が見通せない世の中ではあるが、おそらく来年にはアジアの渡航も再開されることを期待したいし、日本国内のレースもバリバリやってほしい。

というわけで、秋のトレイルシーズンに向けて、シューズを新調したい場合、候補に入れていただけるとありがたいです

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