【更新】香港のトレイル情報を追加!

香港はアジア屈指のトレイルランニングが盛んな都市。香港の面積は、沖縄本島とほぼ同じぐらいなのだが、年間200以上のトレイルランニングイベント、レースが開催されるほどだ。

香港の夜景

香港といえば、100万ドルの夜景を連想するようにビルが沢山並んでいて、「香港に山なんてあるの?」というイメージを持たれている方が意外に多い。しかし、実はビルが密集しているエリアは、香港のビクトリア湾周辺のみで、少し離れると山が多い。また海に面しているだけあって、漁村も多い。

そして、香港がトレイルランニングをはじめとしたアウトドアアクティビティが盛んなのは、香港がイギリス領だった時代に、イギリス人によってトレイルが整備された経緯があるようです。そして、有名なトレイルとして以下の4つがあります。これを香港4大トレイルとも言われております。

  • マクリホーストレイル(麥理浩徑 100km)
  • ランタオトレイル(鳳凰徑 70km)
  • ウイルソントレイル(衛奕信徑 78km)
  • ホンコントレイル(香港徑 50km)
出典:https://apairofrunningshorts.com/2020/08/06/running-hong-kongs-big-four-trails-298km-19700m-elevation/

マクリホースとウィルソンは、当時香港を統治していた総督の名前からとったものです。

香港のトレイルランニングレースは、主に4つのトレイルをベースにコースが設計されております。香港の代表的なトレイルレースであるVibram HK 100は、上の地図のマクリホーストレイルを使ったレース。逆走100kというレースもあるのですが、これは Vibram HK 100 のルートを逆走したものです。もちろんレースによっては、他のトレイルを混ぜたものもありますが、結構ここのトレイルを使っているレースが多いように思えます。

なお、香港は英語が通じるだけあってか、東アジア近郊のみならず、欧米からの参加者が多いのが特徴ですね。

香港のトレイルレース

アジア屈指のトレイル王国だけあって、イベント数は非常に多い。代表的なレースをここで紹介しておきます。

TransLantau by UTMB

香港の玄関口である香港国際空港のある島・ランタオ島で開催されるトレイルランニングレースです。主催者は、香港在住のフランス人夫婦が運営しており、香港以外でも韓国や東南アジアでもレースを主催しています。2022年より本大会は UTMB World Series に組み込まれており、香港を代表するレースとなりました。また、距離も今までは103kmが最長でしたが、2022年大会より140kmが新設。

香港といえば高い高層ビル群を想像すると思いますが、ランタオ島は香港のカントリーサイド、漁村を中心に回るレースで、昔の香港が残っているそんな場所のレースです。

https://translantau.utmb.world/

筆者も計3回このレースに参加しております。運営もしっかりしており、安心して参加できるレースの一つです。

Vibram Hong Kong 100

マクリホーストレイルを部隊としたレースで、香港のトレイルレース中でも走れるトレイルのレースです。香港のレースの中でも、かなり人気で、毎回抽選になり、私は一度も当選したことがありません。抽選枠以外にも、チャリティー枠も用意されているのですが、こちらもすぐに売り切れるぐらいの人気ぷりっです。

私自身、このレースを走ったことがないので、体験談はもっておりませんが、他のランナーの意見を聞くとおすすめできるレースだと私は感じております。

https://www.hk100-ultra.com/

THE NORTH FACE 100 Hong Kong

香港のウィルソントレイルを使ったトレイルレースで、100kmと50kmがあります。スタート/ゴール地点は、大美督(Tai Mei Tuk)というところで、香港のかなり端っこ(北東)になります。少し交通アクセスは悪いですが、香港の田舎エリアの中を走れるレースです。周辺に宿泊施設がほぼないので、大会が用意している合宿所のようなところに滞在するのが基本ですが、土地勘あるひとは沙田あたりで宿泊がいいかもしれません。香港のレースの中でもコースがかなりテクニカルです。

https://www.thenorthface100.com/race/en/

Ultra Trail Tai Mo Shan

Ultra Trail Tai Mo Shan は、最長100マイルまで用意されているコースバリエーションの多い大会です。ウィルソントレイルをベースとしたレースです。名前の通り、大冒山(Tai Mo Shan)という香港では最高峰の山の周辺を走るレースです。

宿泊に関して

香港は、都市部からトレイルに近いことともあって、日本のレースによくありがちな「地方のレースだと、宿の確保が大変。自家用車がないと不便」といったことがあまりないです。基本的に、香港の中心部である香港島だったり、尖沙咀、旺角などの九龍(Kowloon)エリアに宿を確保すれば問題はありません。

ただし、香港のホテルの相場は高く、私の感覚でいうと東京よりも高いと感じています。ただ、安い宿もたくさん存在しているのも事実ですが、あまり居住性はよくありません。特に重慶大厦(チョンキンマンション)など、香港映画に出てくるような宿は安いが、治安の面であまり推奨されません。

私がよく利用する宿泊施設は以下の2つです。

両者とも、尖沙咀や旺角、香港島中心部からは少し離れてはいるのですが、その分価格がリーズナブルでおすすめです。

YHA メイホーハウスは、いわゆるユースホステルで基本的にはドミトリーの宿泊施設ですが、個室の部屋もあります。そして、設備が結構充実していて、朝食も無料で付いています。共用部のロビーも広く、ドミトリーの部屋での宿泊でも、ゆったり過ごせるのがいいところです。コインランドリーも最新のものが使われていて、洗濯から乾燥まで全自動で、しかも洗剤も自動投入式です。

ランブラーオアシスホテルは、ランタオ島と九龍とのちょうど間ぐらいに位置しています。香港MTRの駅からは、バス移動が必要ですが、基本的にちょっとしたリゾートホテルな雰囲気があり、快適に過ごせます。ホテルの地下にはレストランやスーパーもあり、またクリーニング店もあるので、レース後の汗まみれのウェアも安く洗濯してくれます。確か、数時間で対応してくれるので、おすすめです。Translantau ではよく利用する宿泊施設です。